望月スタイルクラブ

主にゲームに関して、書きたいと思った事を書く者。

シャドウバース:最速先攻7ターンOTKも可能なアミュレットビショップデッキについて

このページを開いて頂き、ありがとうございます。望月と申します。

ここでは、シャドウバースにて私が先月愛用していたアミュレットビショップデッキについて説明させて頂きます。このデッキは、対面=私以外の人が使っているのはほとんど見ないのですが、私のようなシャドバの経験値がそんなに高くない者でも結構勝てたデッキであり、世の方々にほんの少しでもいいから存在を知ってもらえたらなと思い、記事を書かせて頂きました。

ただ、勝てると言ってもtier1級の強さではないです。精々でtier2に行くかどうかだと思います。なので、シャドバでとにかく勝利を追求し続ける!という求道者・猛者の方々には価値の無い情報です。そういった方々はここで読むのをお止め頂き、別の事で時間を有効利用されるのをお勧めいたします。

 

まずデッキの内容はこちらです。

1枚だけ入れているカードの部分は自由枠です。

 

先月の下旬にクラス別勝利数ランキングの存在を初めて知り、その後からランキングを意識して上記のデッキで頑張った結果、ビショップランキング3位まで到達できました。(プレイヤーネームは自分の好きなキャラである自称神様にしてます)

1位・2位のお方は、最初から勝利数が大分かけ離れて多かったので、私だけが精神と時の部屋で対戦でもしない限り追い抜く事はできないな、とランキングを見た最初から諦めていました。なので、3位で十分満足しております。

 

 

 

各カードの解説

では、デッキに採用している各カードについての説明・注意点などを書いていきます。重要度が高い(と私が解釈している)物から順に挙げていきます。

 

翼天の執行者・ウヌエル (以下では「ウヌエル」と記載します。)

 

このデッキの最重要キーパーソンです。彼がいないと相手を倒す=勝つ事はできません。

そんな大事なカードなので最初は3枚採用していました。しかし、9ターン目にウヌエル2枚を出してのリーサルよりも、7~8ターン目にウヌエル1枚+0コストのスカルフェインを出してのリーサルの方が多いなと感じ取った時点で、(他に入れたい物もあるし)私はウヌエルは2枚でいいとの結論を出しました。

ですが、最重要キーパーソンとは言いましたが7ターン目以降までは絶対に出番がないので、序盤にアズヴォルトを経由しないでウヌエルさん二人とも手札に出勤して来られると、邪魔すぎて舌打ちしたくなります。そんな時ウヌエル採用枚数が2枚だと、それらを(後述の「儀典の杯」で)捨てる事はできませんが、ウヌエル3枚採用なら1枚くらいは捨ててもいいかなと思えます。なので、人によってはウヌエル3積みの方が安心できるかもしれません。

 

 

廃滅のスカルフェイン (以下では「スカルフェイン」と記載します。)

※画像で表示しきれていないファンファーレ能力:自分の場のアミュレットを全て破壊し、相手のフォロワーとリーダーへ4ダメージ。自分のリーダーを4回復。

 

ウヌエルと並ぶこのデッキの最重要キーパーソンです。彼の力無くして7~8ターン目のリーサルを取る事はできません。

禍々しい見た目・ボイス・アミュレットにとことん関わる能力、全てが私の好みであります。好みなので3枚プレミアムにしました。プレミアムだとプルプルしているのが可愛いです。

カウントダウン1のアミュレットへのアクセラを4回行う事によるコストダウンは、リーサルプランに向けての重要な達成課題となります。(以下では、4回達成の為にスカルフェインをアクセラする事を「スカルフェインポイントを溜める」と表現します。)5ターン目終了時までに4回アクセラを達成できれば、7ターン目にはコスト0となっておりリーサルプランを狙いに行く事が可能となります。

コストの下がったスカルフェイン本体によるリーサル狙い以外にも、アクセラでアミュレットを早く割るというのは、序盤中盤でのドローや盤面処理に大いに貢献します。早い段階からスカルフェインを引けているかは、その試合の勝利達成難易度に非常に大きく関わってくるので、このデッキで戦う場合はスカルフェインさんが来るのを全力で祈る事から始まります。ですが、スカルフェインさんが最後まで来なかった試合でも勝てた試合は多数あるので、「スカルフェインが序盤に引けなかったから即リタイアするわ」とかは思わず頑張るのがいいかと思います。

 

 

雷導の神鳥 (以下では「鳥」と記載します。)

 

9ターン目までもつれ込んだ際の、ウヌエルさん二人によるリーサルプランで必要なカード。また、1枚で何度も使いまわせるので、序盤の盤面処理とスカルフェインポイント溜めにも貢献します。

1枚あれば十分な性能ではありますが、序盤からいてほしいカードであるため3積みにしています。いらない場合が多くなる2枚目以降については、後述の「儀典の杯」か「信仰の一撃」での生贄にするのが良いかと思います。

序盤に鳥とスカルフェインが揃っていると、スカルフェインポイントを溜めるのがかなり簡単になるのでテンションが上がります。マリガン+1ターン目のドローで鳥・スカルフェイン・ドローできるアミュレットが揃う事を、私はハッピーセットと呼んでいます。

 

 

不可侵の教会 (以下では「教会」と記載します。)

 

このデッキにおける防御の要と言っても過言ではありません。特にアミュレット5破壊後の能力が強いです。この能力により体力が2になった相手フォロワーは、進化しても体力は2のままです。このカードに遭遇した事の無い人は多いようで、体力2にされたフォロワーが進化して気合のこもった進化後のセリフを吐くと同時に1歩前に踏み込んで死んでいくという光景はよく見ました。

また、アミュレット5破壊が達成できていない進化のできない序盤においても使える場面はあります。エルフや狂乱ヴァンプのとても処理しきれない横並び・ロイヤルのクイックブレーダーやネクロの統率されたゴーストなどからによる無礼な顔面パンチに対して、一旦待てをできるのもグッドです。

 

ただ、アミュレット5破壊後能力への対処は色々存在するので、教会1枚だけ出せば絶対いつでも安心とまではいきません。盤面に並べたフォロワーが教会の能力で体力2にされた→そのままアタックすると体力を-2されて死んでしまう!という状況への対処として、フォロワーの体力へのバフか教会を破壊するという方法があります。現在の環境で見られる物の中では以下が挙げられます。

 

エルフ:セッカカウント20達成後のカステルスペル

ロイヤル:大参謀進化後スペル3回発動、及び鑑定から手に入る首飾り、武装強化

ウィッチ:マナリアパーティー、ブレードレイン

ドラゴン:竜山の鳴動で教会を破壊する

ネクロ:死竜の暴食、ラスワ10破壊後イステンデッドで教会を破壊する

ヴァンパイア:(狂乱デモンコンダクター→)邪悪なる指揮

ビショップ:エルヴィーラ能力発動後の回復バフ

ネメシス:職人の一念→武装強化、エンハンス5ドールズトレーニング、グライアスの威光で機械フォロワーへバフ

ニュートラル:バイヴカハ・福音、アルバハ生出しで教会を破壊する

 

※私の実戦経験・記憶を参照しているので、もしかしたら他にもあるかもしれません。

 

上記の輩は、不可侵と言ってるのに無理矢理教会へ侵入してくるか、教会そのものを壊してしまう不届き者達です。特に連携ロイヤルと機械ネメシスが厳しいです。

一応、こちらとしても体力をバフしてくる類の不届き者達に対しては、教会の増設=教会を2枚以上設置するという悪あがきは可能です。盤面に教会が2枚あれば、相手がこちらの顔へアタックしようとすると体力-2×2=-4され、教会が3枚あれば-6されます。ここまで出来れば、ちょっとやそっとのバフならば通さなくなるでしょう。(大魔術で蘇生したマナリアのゾンビ達がパーティーで2,3回キメた状態とかは流石に無理です)

 

 

詠唱:神聖なる雄叫び (以下では「雄叫び」と記載します。)



アミュレットが割れた時に出てくるのは、以下の2匹です。

ホーリーファルコン(以下では「ファルコン」と記載します。)

 

ホーリーフレイムタイガー(以下では「虎」と記載します。)

 

かなり好きなデザインのカードです。ちなみに、ちいかわのイラスト違いバージョンのカードもありますが、元のカードでは盤面3ダメージを入れる時の演出が渦巻く炎でかっこいいのに対し、ちいかわ版だとベコッと殴るような音が入るだけで物足りないので、ちいかわ版は使いません。

リーサルプランでのダメージ源、中盤での回復+(スカルフェインのアクセラで即割って)虎の進化も併せて盤面処理など、用途は多いです。

序盤に2~3枚引いてくるとゲンナリしますが、2ターン目に出して4ターン目までに祭器やスカルフェインで割れると、序盤にしてはまあまあ良い盤面になります。他に出せる物が無い時は、1枚出してしまいましょう。

 

 

儀典の杯 (以下では「杯」と記載します。)

 

AOAの新カードであり、これもかなり重要です。破壊はしたくない相手・ラスワ発動させたくない相手・体力の高い相手を2PPで消滅させる事ができます。私はこのカードで、異常にケツのでかいガンベインの入部を何度も拒否してきました。

重要なポイントはもう一つあります。それは手札の空き枠管理です。このデッキは、1~2枚ドローするカードが多く、スカルフェインのアクセラは基本的にスカルフェインが戻ってくるし、鳥の結晶も戻ってくるので、手札の枚数が減らない展開が非常に多いです。それによりドローする手札が燃えてしまう事は多々あり、その燃えたカードがリーサルに必要なウヌエルさんだったりすると目も当てられません。そこで、相手の盤面にフォロワーが立っている時にこのカードを使用する事で、手札を一度に2枚消費できるのが役に立ちます。そして盤面に出た杯にもラスワ1ドローがありますが、カウントダウンは2ですので、杯が割れるまでの間に色々手札の空き枠を工面する事はできるでしょう。

あと、相手盤面にフォロワー=選択対象がいない時は、手札の消滅はなくスッと杯が盤面に出て、2カウントダウン後1ドローの平凡なアミュレットと化します。序盤に相手盤面誰もいない+自分は他に出せる物が無い時には、1ドローを求めて1枚は使ってしまってもいいでしょう。

 

 

試験場四姉妹

1枚のカードにて4種類のアミュレットのどれかになるよう選択する物です。PP2以上あればバンブーディ・マム・プラムの試験場からPP2消費して選択。PP1ならオーキッドの試験場が発動する仕組みとなっています。4人ともルックス・スタイルの整った良いビジュアルをしております。

一つずつ順に見ていきます。

 

オーキッドの試験場 (以下では「オーキッド」と記載します。)

 

フレーバーテキストを参照する限りでは末っ子のようです。衣装的にはノースリーブである点以外は私の癖にはあまり刺さりませんが、4人の中で唯一スマイルを見せており明るい印象があるので、こういう女性が好みの方々も世の中には一定数以上はいらっしゃるでしょう。

使い道と言うか使えるタイミングとしては以下が挙げられます。

・リーサルプランでの最後のPP1で2ダメージ飛ばすのに使う。

・手札の空き枠確保の為に、ターン最後のPP1で出してしまう。

・PP1残っていてオーキッドを出せば、次のターン開始時にアミュレット5破壊が達成できるようなら出してしまう。

 

余談:4/27の調整にてオーキッド以外の試験場がコスト3→2に下がる前までは、PP2ある状態でオーキッドが出せて、それに対してスカルフェインを打つ事ができ、手札の空き枠確保とスカルフェインポイント溜めができていました。オーキッド以外が2コスになった事により、それができなくなった点だけはマイナスポイントと言えます。

現状では、後述の「天昇のプリズムプリースト」によりコスト0のオーキッドを引いた時に限り、PP1からオーキッド→スカルフェインが可能です。しかしコスト0・カウントダウン1のアミュレットとなるとリーサルに使いたい気持ちも出てくるので、どこで使うかの判断は悩ましい所です。

 

バンブーディの試験場 (以下では「バンブーディ」と記載します。)

 

整ったルックスに金髪と眼鏡属性...こういう女性が好みな人も多いのではないかと。ですが、世の金髪女性好きな男性は、髪の長さがショートである方が良いと言う人が多いと聞いた事があります。(どこで聞いたかは忘れました。)ですが、これだけ整った容姿ならば、ロングでも全く問題ないのではとも感じます。

2コスで計2ドロー+2回復というのは純粋にありがたいです。可能なら試験場は全てこの金髪眼鏡お姉さんを選びたい所ですが、この過酷溢れる世界ではそうも言ってられない場面は多いです。安全に置ける時・もう本当に今使えるカードが無くてドローしないとやってられんという時に、心の赴くままに使うのがいいでしょう。

 

マムの試験場 (以下では「マム」と記載します。)

 

ルックスはあまり私の癖に刺さりませんが、4人の中で唯一衣装の前の部分が膝上(おそらく20㎝程度)までの丈になっていて、黒タイツ脚の露出部分が他の姉妹よりも多いのはポイント高いです。あと、このカードを選択した時のセリフは「背筋を正して」なのですが、もしこの人の前で猫背でいたりすると、手に持っている鞭?で背中をしばかれるのだろうかという想像を掻き立てられます。

個人的には、試験場の中で最も使用頻度が高いです。特に序盤において、バンブーディでのドローを優先したい気持ちはありますが、相手の盤面処理を怠ってしまう事で4~5ターン目あたりが大惨事となり、せっかくバンブーディで潤った手札も効率的に使う余裕が無い・ライフがもたなくなるという状況に陥ってしまうというのは、最初の頃は本当によくありました。(当然、相手デッキや盤面の状況によりますが)相手の盤面処理を優先し、自分のライフを保ち心の余裕を持たせた上でアミュレットやスカルフェインの展開を進めていく方が、結果勝利に繋がる事は多いのです。

このカードがコスト3の時でもお世話になっていましたが、4/27の調整にて2コストになってから=2ターン目に出せるようになってからは、特にvsヒーローマーズ戦あたりは目に見えて楽になったなと感じています。

 

プラムの試験場 (以下では「プラム」と記載します。)

 

フレーバーテキストを参照する限りでは長女のようです。他の3人よりもやや和風な雰囲気があります。(背景の桜?のせいかもしれませんが。)

見下しているのか興味無さそうにこちらを見ているのかといった様に(私が勝手に)解釈できる表情、黒髪ロング、ノースリーブに白のロンググローブの衣装。これらが私の癖に深く刺さります。4姉妹の中では一位です。これで更にミニスカートであれば完璧でした。ですが、敢えて脚は露出しないというのも一興か。

バンブーディ・マムよりも使用頻度は低いですが、こちらのリーダー体力への激しい攻めを継続してくる相手(葬送ネクロなど)との戦いにおいては、生き延びる為に使う場面はあります。特に、手札にコストが0or3に下がったスカルフェインがある場合、プラム→スカルフェインと出せば、プラムのファンファーレ3回復+ラスワ3回復+スカルフェインの4回復=計10回復しつつ、相手盤面もある程度まで処理できるので、これにより次のターンまで生存しリーサルを決める事が出来たという試合は実に多いです。

攻めが激しい相手との戦いにおいては、序盤に試験場と他のドロー能力を持っているカードがある場合は、試験場は後々のライフ回復の為にキープしておくなどの判断も重要です。

 

 

天昇のプリズムプリースト (以下では「プリズム」と記載します。)

 

昔いたカースメイデンみたいに結晶持ちフォロワーは持ってきてくれないのは少々物足りないですが、アミュレットを主軸とするデッキなら採用するしかありません。

彼女が持ってきたアミュレットはコストが1下がるので、特に後述の祭器や宝珠を仕入れておけると7~8ターンリーサルが非常にやりやすくなります。

アミュレット5破壊後は2枚持ってきてくれて嬉しいのですが、手札の空き枠管理はしっかり意識しておかないといけません。

 

 

教皇の祭器 (以下では「祭器」と記載します。)

 

状況に応じて。スカルフェインさんが出勤してくれない時には、スカルフェインさんの代わりとして使います。

 

 

光輝の宝珠 (以下では「宝珠」と記載します。)

 

Simple is the bestといった感じのアミュレットです。

序盤に引いたならアミュレット5破壊達成が早まりますし、終盤で引いたならウヌエルさんの2ダメージ飛ばす弾になります。

デッキにもうアミュレットが無い場合、ラスワで何もドローしません。vsアルバハドラゴン戦で、デッキアウトが近くて8ターン目あたりにリーサルを取らないといけない時などに稀によくある光景なのですが、デッキ0枚の状態で宝珠を割っても死神さんに肩を叩かれたりしないのは覚えておいていいかと思います。

 

 

エメラルドメイデン (以下では「エメラルド」と記載します。)

 

エメラルドの光を浴びた美人というだけでなく、白い部分の多い服・黒のロンググローブらしき物・黒のニーハイブーツらしき物を着用し、絶対領域を展開してくれていてフェチ度が高いのが素敵です。

鳥さん・スカルフェインさん以外では、序盤に来てほしくてたまらないカード。一気に2枚ドローするので、5ターン目以降くらいで手札が既に潤っている時は、あまり無理して出すとドローが大量に燃える事態になりかねないので、そういった状態では杯で消す候補になる事が割とあります。

 

 

アズヴォルト

 

最重要キーパーソンのウヌエルさんをサーチするアミュレットなので、1枚採用という訳にもいかず2枚採用しているんですが・・・中盤ですぐウヌエルが欲しい!という時に1枚目アズヴォルトを出したら2枚目のアズヴォルトを引いた時のあの苛立ちは何とも言えません。アミュレットビショップデッキでなくても、この「アズヴォルト to アズヴォルト」現象に舌打ちした事のある人は結構いるんじゃないかと思っています。

加えてこのデッキにおいては、他の問題点もあります。このデッキは進化をガンガンきっていく動きはしないので、後攻4ターン目以降は基本的にアズヴォルトがすぐ割れて一気に2枚ドローします。アミュレット5破壊達成に役立つケースも無くはないですが、2PP支払って一気に2枚ドローすると、手札の空き枠管理が大変という場面が多いです。そして、頼んでないのにカウントダウン2進めて勝手に割れやがるので、スカルフェインのアクセラを打てないというのも、このデッキにおいてのマイナスポイントと言えます。スカルフェインさんの仕事を奪うんじゃねえよと何度も心の中で呟いた事があります。

でもウヌエルサーチなので使うしかありません。「ちょっと扱いが難しく厄介で面倒事起こしがちだけど、こいつの力は必要」な人物と同じ班で仕事するみたいな気持ちで扱いましょう。

 

 

ムーンパラディン・アストルフォ (以下では「アストルフォ」と記載します。)

 

序盤中盤の盤面処理において、マム・鳥はランダムダメージであるのに対し、アストルフォは狙った相手を仕留めていく(+おまけで1ドローする)。これらを使い分けて盤面を平穏にしていく事でリーサルターンまでの道を切り開いていきましょう。

基本は結晶を使うのですが、7ターン目に見切り発車でリーサル狙って相手の体力が4とか残って恥ずかしい思いをした時、相手がろくに回復せず次の自分のターンが回ってきたら、本体出して疾走3点×2でリーサル、という試合もごく稀にあります。

 

 

信仰の一撃 (以下では「信仰」と記載します。)

 

杯は相手フォロワーのみ消滅しますが、信仰は相手のアミュレットも選択し(破壊ではなく)消滅できます。これは全クラスで見てもオンリーワンと言ってもいい有能なお仕事であり、マーズの忌々しい槍・竜宮城を破壊するとかはルシウス先生でもできますが、もうすぐ迷惑な古霊が中から出てきそうなケリドウェンの結晶を無かった事に出来るのは素晴らしいです。あとはヴァイスという胡散臭い糸目教師に対する対処としても使えます。

書いてある事は非常に強いです。そしてこのデッキにおいては、複数引いた鳥・雄叫びから出てきて盤面埋めてる邪魔な虎・アミュレット持ってきて用済みとなったプリズムなど、ドローが順調に進んでいれば生贄を用意するのも難しい事ではありません。なので最初の頃は信仰は3枚採用していたのですが、対戦経験を積んでいくうちに2枚で良いとの結論を出すに至りました。

 

理由は、3枚だと持て余す試合の方が多かったからです。相手のフォロワーに対する消滅除去は杯でも可能であり、教会や他のダメージを与える手段も駆使していけば、信仰をジャンジャン使わないと盤面処理が追い付かないというケースはありませんでした。逆に3枚入れてる事で、信仰ばかりを引いてしまい、さすがに生贄が用意しきれない・ラスワでドローするアミュレットを消すしかなく、手札が枯渇に近い状態になってしまうという展開に悩む事の方が多かったくらいに記憶しています。

このカードならではの良いお仕事はありますし、回復ビショップではうまく使いこなせないでしょうからアミュレットビショップで有効活用してやろうという気持ちにはなりますが、3枚フル稼働しないとこの相手には勝てない!みたいな試合は、そこまで多くはないはずです。2枚あれば十分だろうと思います。

 

 

[自由枠]

天罰の司祭 (以下では「司祭」と記載します。)

 

自由枠は色々試しましたが、一番しっくりきて有能だったのは彼です。彼の有能さに気づいてからは、自由枠はずっと彼のままです。

このデッキは、4~6ターンあたりは、アミュレット5破壊・スカルフェインポイント溜め・リーサルの準備などで忙しく、本当なら盤面処理にPPを割き過ぎたくないのです。そこで、色々身支度をした後の残りPP1+進化だけで相手盤面のやばい奴1体は破壊できる司祭が活躍するという場面は非常に多かったです。

また、リーサル準備は整ってて盤面処理だけすればいい時や、特定の相手に対してはエンハンス4も強いです。一番好きなのは、2個置かれたマーズの忌々しい槍をエンハンス4+進化で2個とも破壊して、アミュレット5破壊教会を置いて司祭は退場するという物です。これを決めた時は、腹の底から「ザマミロ&スカッとサワヤカ」の笑いが出てしょうがねーぜという気分になれます。

 

 

他に自由枠で試した物も挙げておきます。

メタトロン - 後攻4ターン目でPPブーストするとギルネリーゼ姉さん直接召喚を相手に先にされてしまうというリスクが無くなった現在、PPブーストは純粋に得になった・・・のですが、このデッキにおいてはあまり機能しなかったように感じます。

後攻4ターン目にメタトロンにPP2を割くと、よっぽどの理想的超絶上振れでもしない限り、PP7で始まる後攻6ターン目に0コススカルフェインを用意する=リーサルを決めるというのは不可能であり、結局最速リーサルターンは変わりません。

それでもPPブーストしたいんや!という事なら、1枚ではちょっと・・でも2枚以上入れる枠が見出せないなという事で、彼女とは別れる事にしました。

 

・セイクリッドシープ - ディスカドラゴンが多かった時期は大変お世話になりました。ディスカドラはリュミオールであれ何であれ、最初に4点など大きめなダメージを出す事から始まるのと、エンハンス5を出しても許される状況が多いので、1回バリアを3ターン張る事で明らかに生存率は上がり、vsディスカドラは勝ち越せていました。また、アグロ系に対しては、エンハンスに拘らず普通にPP2で出して進化で1体消滅+アタックで2面処理+残ったPPで色々やるのも良かったです。

まあでも、やはりエンハンス5は重い。これに尽きます。バリアが非常に有効なデッキが環境トップになる、もしくはエンハンスなしでも1回はバリアを張ってくれるなどになれば、彼女とよりを戻す可能性はあります。

 

・アクアプリースト - 自分の場のアミュレット全てのカウントダウンを1進めて、相手の全フォロワーに1ダメージを与える0コススペルをくれる、新ブロンズカードのエロ衣装お姉さん。これを出してスペルを使わずにすぐターン終了すると、次の相手のターンの最初にスペルの説明を読んでいるであろう間が生じるあたり、存在感の無さを実感します。

場にはカウントダウン2のアミュレットばかりで手札には祭器もスカルフェインも無い時、エルフや狂乱ヴァンプに体力1の輩を並べられた時には、凄く気持ちいい仕事ができます。0コススペルは7~8ターンのリーサルプランにも活用できる性能をしているので、環境次第では再び採用するかも・・でも、3コスがやや重いかなという所で一旦彼女との縁は切れています。

 

・フェザーテンペスト - 横並びデッキに対しては、思ったよりは仕事したかなという印象。でも、ずっとこれを入れておこうとまではならない代物。

 

・淀みの神父 - カウントダウンを持っている結晶である点は、このデッキに嚙み合っています。そして序盤に出してスカルフェインや祭器で早く割れば盤面に安心感が生まれます。

が、終盤ではとにかく邪魔。早い段階で引いた時しか機能しないと判断したため、彼の御業を見るのはやめました。

 

・金剛の拳聖 - ポーズも声もかっこいいしアミュレットデッキ用の性能しているので入れてみたくなるお爺ちゃん。

ハマれば相手の顔を殴り続けて速攻リーサル取れたりもしますが、今の環境にはあまり合わないかなと。お爺ちゃんを除去する手段は結構あるし、横並びデッキにお爺ちゃんを無視されてこちらの顔を攻められ続け、お爺ちゃんは死ねなくて場の枠が埋まり続けてアミュレットの展開に支障をきたすというケースもありました。

うまく刺さる環境に変化する事を祈って、それまではジムでトレーニングしていてもらう事になりました。

 

 

 

リーサルプラン

このデッキは所謂コンボデッキです。相手リーダーに1ターンで20ダメージ(以上)与える準備を整えて、準備ができたらぶっ放すという方針です。もし何かの手違いで流行ったりでもしたら、どちらかと言うと嫌われる性質のデッキだと思います。

OTKリーサルプランは2種類あります。

プラン①(メインプラン):先攻後攻問わず7~8ターン目に、ウヌエルと0コススカルフェインでアミュレットを大量破壊してのリーサル

プラン②(サブプラン):9ターン目(以降)にウヌエル二人を出して、鳥もしくは1コスアミュレットを5回投げてのリーサル

 

プラン②の方は、前弾=八獄魔境にてウヌエルさんが初登場した時から知られており、使用率は極めて低いながらも環境でごく稀に見かけました。プラン①も前弾で使えたカード一覧を見る限りでは頑張れば出来たかもしれないですが、前弾はギルネリーゼ姉さん擁する結晶デッキの暴力の方が遥かに強かったので、おそらく見向きもされなかったのでしょう。

私もこのデッキを使い始めた最初は、プラン②の方をメインリーサルプランとして捉えていました。ですが戦っていくうちに、「0コススカルフェインがいれば7ターン目でリーサル取れる状況もあるじゃないか」「しかも再現性が高いとまでは言えないにしても、結構7ターン目にOTKの材料整う事は多いな」と感じるようになり、次第にプラン①をメインで狙い、スカルフェインさんが来てくれない時にはサブのプラン②で勝とうという意識になってきました。

 

先攻7ターン目OTKリーサルの動画を張ります。(私の環境では撮った動画を直接貼り付けができなかったので、厳密には先日動画を貼ったツイートです。申し訳ございません。)

 

 

ただの上振れじゃねえかよと思われるかもしれません。実際そうではあるんですが、デッキの内容的に7ターン目に致死量のアミュレットが揃う事は結構あり、大道芸レベルに中々成立しづらいという物ではありません。私が先月のビショップランキングで3位に到達した勝利数のおそらく7割以上は7~8ターン目のリーサルだったと感じているくらいに、こういったリーサルは多数達成できております。

 

 

 

メインリーサルプラン

下準備

では、この最速で先攻7ターン目に成立できるメインリーサルプランを成し遂げる為の下準備について説明いたします。

ドローでデッキを掘り進めていく事・死なないために盤面処理をしていく事は当然として、それ以外でこのデッキ特有の達成するべき要素は以下の4つです。

 

①アミュレットを5個破壊する

②スカルフェインポイントを4溜める

③手札の空き枠を確保する

④リーサルをキメに行く直前のターンに、カウントダウン2以上のアミュレットを場に3枚設置する

 

①については、アミュレット5個破壊する事で、教会・プリズム・雄叫びがかなり強化され、盤面処理への貢献度が大きく上がるからです。

 

②はメインリーサルプランをキメる為の必須項目です。7ターン目にOTKをキメる為には5ターン目終了時までに4ポイント溜めておく必要があります。

一応、鳥+スカルフェインのハッピーセットから試合が始まるならば、最速で4ターン目にはスカルフェインポイントを4溜める事はできて、その場合は6ターン目にはスカルフェインが0コストになっています。しかし、どうせウヌエルさんは7ターン目にならないと出せないので、急いで4ターン目に4ポイント達成させる必要は基本無いです。あるとすれば、先攻の相手の攻めが激しく盤面が処理しきれてなくて自分のライフも危ない→5ターン目に3コスでスカルフェインを1発かますしか打開策が無いという状況くらいでしょう。

加えて、4ターン目に4ポイント達成してスカルフェインのコストを3にしてしまうと、5ターン目に盤面のカウントダウン1アミュレットをすぐ割りたいけど祭器が無いという時、PP2になってからでないとスカルフェインをアクセラ出来ず、アクセラして戻ってきたスカルフェインは結局コスト7の新品になります。なので5ターン目の動きの自由度を確保するために、4ターン目はスカルフェインポイントは3までに留めておく事を推奨します。

 

③は、順調にデッキを掘り進めて手札が潤っていくと、必ずと言っていいほど直面する問題です。このデッキはとにかく手札枚数が減らない・もしくは手札枚数が増える行為が多くて、盤面処理の効率等よりも手札の空き枠確保の方を最優先に意識しないと、ドローするカードが手札上限を超えて燃えてしまうという状況が頻発します。そして、プロでもない人間がそういった事をやると、マーフィーの法則によって大事なカードばかりが燃えてしまい勝つ事ができなくなるというのは、珍しい事ではありません。

そういった事態を避けるため、手札の空き枠確保に最も貢献するのが杯です。杯で手札を1枚消滅してプレイする事で、手札が一気に2枚空きます。そして場に出た杯のラスワ1ドローはカウントダウン2の後なので、即座に手札が埋まる事もありません。相手の盤面にいるフォロワーがアストルフォ1発で倒せる奴だとしても、手札の空き枠確保の為に敢えて杯を使うという選択肢が必要な時は大いにあります。相手の眼にはコスパの悪い除去をする変な奴みたいに映っているでしょうが、ちゃんと事情があるんです。

他の手札を空ける手段としては、信仰を使う・教会を出す・祭器で盤面のラスワ1ドローアミュレットを割るという物があります。(スカルフェインでラスワ1ドローを割るとスカルフェインが戻ってきて手札枚数が1枚増えますが、祭器で割れば手札枚数が変わらないからです。)

これらを駆使して最善を尽くしても1枚燃える時はあったりしますが、とにかく大事なカードを燃やさないようにできる限り意識しましょう。

 

④については、次の[リーサルをキメる]にて説明いたします。

 

 

リーサルをキメる

上記準備を達成して辿り着いた7~8ターン目でのリーサルのキメ方について、文章で説明させて頂きます。

※まず相手リーダーの体力最大値が20、どでかい守護フォロワーやこちらのプランへの妨害要素が何もない状態を前提とします。

 

・ウヌエルが場にいる状態で自分のアミュレットが破壊されると、アミュレット1個につき2ダメージが相手リーダーへ飛びます。

・ウヌエルが場にいる状態でアミュレットを出すと、そのカウントダウンを1進めます=カウントダウン1のアミュレットを出せば即座に割れて2ダメージ出ます。

・ウヌエルが場にいて、前のターンから残っているアミュレットが複数ある状態でスカルフェインを出してアミュレットを全て破壊すると、スカルフェインの4点に加え、前のターンからあったアミュレット1個ごとに2ダメージを出します。これにより致死量のダメージを出す事が可能となります。(上述の下準備④はこの為の物です)

・7ターン目でリーサルをキメる場合、ほとんどは雄叫びが必要となります。雄叫びが割れてウヌエルの効果で2ダメージ、加えて雄叫びの中から出てきたファルコンが疾走2ダメージ(進化で4ダメージ)を出します。

・ウヌエル→スカルフェイン→雄叫びまで出すと場が4枠埋まりますが、ここで2枚目の雄叫びを出すと邪魔な虎は出ずにファルコンだけが出ますので、無事相手の顔を殴る事ができます。ここまでいければ、ほぼリーサルは確定です。

 

仕組みとしてはこんな所です。ウヌエルとスカルフェインを出さないといけないので、場の空き枠は2マス必要=前のターンから残しておけるアミュレットの上限は3個です。

 

スカルフェインが4点出すとして、残りは16点。アミュレットを8個割る必要がありますが、雄叫びであればファルコンが2点=アミュレット1個分、進化で4点=アミュレット2個分を追加で出せます。

多分計算が一番簡単なのは、前のターンからのアミュレット3個をスカルフェインで割って10点+1枚目雄叫びで4点+2枚目雄叫びファルコン進化で6点=計20点でのリーサルです。

手札に祭器がある場合、ウヌエルを出す→スカルフェインを出す前に前のターンから残っているカウントダウン1アミュレットを祭器で割ると、2点飛ばして場のアミュレットの数はキープできます。祭器・宝珠があればリーサルはかなり狙いやすくなりますし、それらがプリズムが仕入れてくれてコストの下がった物なら尚更です。ウヌエル出した後の宝珠から宝珠を引き続けるとテンション上がります。

 

0コススカルフェインが2枚ある場合なんかは、リーサル難易度がかなり下がります。一人目のスカルフェインでアミュレット3個破壊→カウントダウン2以上のアミュレット2個出して二人目のスカルフェインで破壊→あと何か1個割って終わりです。もう計算したり考え込むのがあほらしい位に簡単になります。

 

 

[当然、毎回そんなうまくいくわけではない]

上記は、何も相手盤面に妨害要素が無く、手札にも十分な材料が揃っている時のお話=理想形です。ウヌエルさんと0コススカルフェインさんがスタンバイしているけど、手札に十分なアミュレットが無い、または6ターン目にカウントダウン2のアミュレットを3個置けなかったなんて事は普通にあります。そういう時はどうするか。以下の選択肢が考えられます。

 

①手札の内容が目に見えて致死量には届かず、ウヌエルさんも一人しかいない場合:8ターン目のリーサルを夢見て、素直にデッキを掘り進め、アミュレットを設置しなおすしかありません。7ターン目リーサルは気持ちいいけど、拘り過ぎる必要はないのです。

②ちょっとアミュレットの数が怪しいけど、二人目のウヌエルさんが手札にいる場合:

7ターン目のリーサル狙いの動きの中でラスワドローのアミュレットを割って引いたカードから、うまくアミュレットが繋がってリーサルまで行く事も少なくはありません。なので相手が回復手段の乏しいデッキなら見切り発車でぶっぱなし、リーサルに届かなかったなら7ターン目・8ターン目の分割リーサルを狙っていく方針が良いと思います。

逆=回復手段が豊富であろう相手なら踏み止まった方が良いです。8ターン目での分割リーサル射程外へ逃げられ、ウヌエルさんが一人亡くなったらサブリーサルプランも成立しません=敗北確定となります。

③ちょっとアミュレットの数が怪しいけど、次の自分のターンは来ない事が確約されている場合(ウヌエルさんの枚数は関係無し):ぶん回ったマナリアが5人並ぶ大魔術の準備できている・セブンズフォースソーサラーさんが待ち構えている・葬送ネクロや機械ネメシスから致命傷レベルのダメージを受けているといった状況が該当します。もう見切り発車一択です。死ぬ前にやれる事やって、リーサルまで届いたらラッキーといった感じです。

 

 

上記は自分の手札や盤面の問題。次は相手側からよく繰り出される妨害要素について挙げていきます。

・リララのクソ忌々しいバリア - これを出されると、7ターン目のOTK成功率がかなり下がります。7ターン目に挑んだら、ちょうどリララのバリア1回分致死量に届かなかった試合は大変多いです。

もう一つ注意点としては、バリアを剝がす為の最初に与えるダメージをスカルフェインにしない事です。必ずウヌエルを出して何かアミュレットを1個割ってからスカルフェインの4点をぶち込みましょう。

・ガルドル - これを出される限り、リーサルは絶対にとれません。この人が一番だるいです。

・大見得 - これもキメられるとリーサルは取れなくなります。なるべく盤面にフォロワーは残さないように立ち回るんですが、ガルドルと不愉快な仲間達の除去を何度も要求された際、どうしても教会→スカルフェイン以外で取り切れない時があり、そうなるとどうしてもスカルフェインが残ってしまう→大見得をキメられるという展開が待っているのが腹立ちます。

・豚野郎による最大体力上昇 - 主にアルバハドラゴンが使用してきます。0コススカルフェインとドローしないアミュレットを大量に溜め込んでおけば体力24~28でも倒し切れるのですが、早期アルバハ直接召喚というタイムリミットがきつい。ただただ良い手札が早い段階で揃うよう祈るのみです。

・ラスワでの体力回復持ちフォロワー - リリウムの幼竜、ケルベロスの下僕の犬、デモンビーターあたりが該当。要はリララのクソ忌々しいバリアと同じく、与えないといけないダメージが増える事になるわけですが、これは最初にスカルフェインから入ってもいいという違いがあります。

・進化ノーブラ - アミュレット5破壊後の教会で足止めはできるのですが、場に居座られ続けるとファルコンが顔面パンチ出来ないのが迷惑。何とかして誰かをぶつけておくか消滅で先に始末しておきたい。

・ファイトコープスドック - 強いと話題の犬。実際強い。犬を出されるのを読み、リーサルを狙うターン開始時にはアミュレット2個残る様にしておき、ウヌエル→杯で犬を消滅→スカルフェイン→アミュレット色々・・という流れで対処可能です。

・大幽霊 - そのターンのリーサルは諦める。アミュレット5破壊後の教会で体力2へ下げ、ケリドウェンの成れの果てゴーストを倒した後にマムか雄叫びのランダムダメージで始末する。それらのカードが無いなら潔くリタイア。

・複数のケツデカ守護フォロワー横並び - スカルフェインの全体4点で倒せない守護が数人いると、雄叫びのランダムダメージのエイム次第ではファルコンが顔を殴れずリーサルに届かない、という事は普通に起こり得ます。上振れ回復ビショップによるムキムキな幹部数人、グレティナ直接召喚+キルザエルあたりが該当。

ムキムキな幹部達については、前のターンからのアミュレット2個残し→ウヌエル→教会で体力2にする→スカルフェインで蹴散らすといった方法でないと倒し切れない事がほとんどです。メインリーサルプランは諦めて盤面全処理を優先し、サブプランでのリーサルを待ちます。

キルザエルと体力5以上の不愉快な仲間達に対しては、直前ターンに鳥を設置し、スカルフェインで割った時のランダム2ダメージで守護に当たる事を祈ります。加えて、グレティナ直接召喚は前もって把握できるので、教会を設置しておき、こちらの顔を殴ってくるグレティナとキルザエルの体力を2下げておくのも効果があります。

・シオンのスペル - シオンの在庫切れまで耐えるしかありません。ただ、今シオンを数枚採用する気概のネメシスデッキは強烈な殺意を秘めていない=勝ち筋がアルバハでのデッキアウトまで待つのみというのがほとんどだと思います。なので0コススカルフェイン2枚やアミュレットを溜め込んでおけば、アークや豚野郎で体力最大値を多少上げられていても倒す事は可能です。

一方、八獄ネメシスに8ターン目に断絶されると、次の相手ターンには大体56されるので絶望しかありません。

 

 

サブリーサルプラン

スカルフェインさんが欠勤もしくは遅いターンに社長出勤してきた場合は、メインリーサルプランは不可能である為、必然9ターン目以降のサブリーサルプランを狙う事になります。スカルフェインの能力は本体・アクセラとも強力なので、いてくれるに越した事はないのですが、いなくても(厳しい戦いにはなりますけど)勝てる試合は全然あります。

ただ、豚を2回出してきたアルバハドラゴン、理想ムーブかましてくる葬送ネクロや機械ネメシスあたりは、スカルフェインさんの力が無いと無理かなとは思います。

 

必要な物(何も妨害が無い場合)

・ウヌエル2枚

・鳥1枚

・盤面3枠

 

以上です。

ウヌエルさんが二人いるので、アミュレットを出すとカウントダウンが2進み、アミュレットが1個割れると相手リーダーへ4ダメージ出します。鳥は割れると手札に戻ってくるので、ウヌエルさんに鳥を投げるキャッチボールを5回繰り返してリーサルです。大体2,3回目でターン終了ボタンが消えて相手が降伏します。メインリーサルプランと比べると、相手の盤面に大きな守護がいても関係ない点が強いです。

 

9ターン目に鳥がいない事も稀にあります。デッキの残り10枚くらいに3匹とも眠っていたり、道中でどうしても鳥を消滅させるしかなかった→後で2枚目引くだろう→引きませんでしたorz みたいな事はありえます。

その場合でも、要は5PP内でアミュレット5枚を割ればいいので、宝珠・祭器・プリズムが仕入れてきたコストの下がっているアミュレットなどを5枚用意できれば、鳥がいなくてもリーサル取れる場合はあります。

 

盤面の枠については、ウヌエルさん二人・鳥の分の3枠が必要なのですが、相手の攻めが激しくて、直前のターンに教会や雄叫びその他何かを置かないといけなかった→9ターン目に邪魔な虎が出てきて死ねる当たり所もないみたいな絶望的なシーンもあったりします。

ですが、2枠空いている+手札に社長出勤してきてコストが7のままのスカルフェインさんがいるという場合に限り、ウヌエル2枚出した後にスカルフェインのアクセラで盤面のカウントダウン1アミュレットを割って枠を空けるという手段が可能です。

 

 

注意点

①このプランを10ターン目以降に狙う場合、絶対的に注意しておかないといけない事が一つあります。

PP10から始まる場合、ウヌエル2枚を出した後の残りPPは6です。そこからすぐ鳥を出してしまうと、結晶ではなく疾走4点のへっぽこ本体が出てきて、残りPPが2か0になってしまいます。こうなってしまうとリーサルプランを失い敗北確定です。よほどの大金を積まない限り、御相手がリーサルも取らず次のターンまでウヌエルさん二人を見逃してくれるなんて展開はありえないでしょう。

これを防ぐ為には、鳥以外に宝珠や祭器など別の1コスアミュレットを準備しておく必要があります。相手のライフが20・何も妨害手段が無いなら、ウヌエル二人の後の最初に出すアミュレットは2コスでも構いません。

 

②9ターン目にリーサルキメようと思ったら、上述した相手の妨害手段の中でも、「最大体力が上がっている」「なんかウザいラスワ持ちが盤面にいる」場合の話です。

自分の盤面に前のターンからのアミュレットが残っている場合、それを祭器で割ると1コスでアミュレットを2個破壊=8点飛ばす事ができるので、最大体力が4までなら上がっていても対処できます。

相手の盤面のラスワ2回復持ちやキモイ犬がいて、鳥の雷がそこに当たるとリーサル取れなくなるかもという場合は、プリズムが仕入れたコスト1の杯があれば消滅させる・鳥以外の相手盤面に干渉しないアミュレットを複数割ってリーサルを狙うという手段もあります。手札の状況を見て、それが可能か判断しましょう。

 

 

最後に

アミュレットビショップデッキの各カード・リーサルプラン解説は以上となります。大変長くなってしまい、申し訳ございませんでした。ここまでお読み頂けた方々には、心から感謝申し上げます。

この記事はここまでとなり、次の記事ではこのアミュレットビショップと環境で遭遇した各デッキとの相性や怨嗟の声を書き連ねていきます。もしご興味を持って頂けたなら、次回の記事もご一読をお願いいたします。