望月スタイルクラブ

主にゲームに関して、書きたいと思った事を書く者。

シャドウバース:アミュレットビショップ 対 各デッキの相性や対策などについて所見を語る

今回もシャドウバース・アミュレットビショップデッキについて語らせて頂きます。望月です。

前回記事では、私が愛用しているアミュレットビショップデッキの各カードやリーサルプランについて説明させて頂きました。まだそちらを見ておられずに先にこの記事に辿り着いた方がいらっしゃるならば、前回記事↓の方を先にご一読頂けると幸いです。

mstyleclub.hatenablog.jp

この記事においては、各カード名称は前回記事にて記した略称で最初から記載させて頂きます。なので、ビショップのカードの名前なんか覚えてないという方は、前回記事にて各カード名だけでもご覧頂けたらなと思います。

 

 

では今回は、アミュレットビショップデッキで幾度となく戦ってきた様々なデッキとの相性・戦う上での注意点・恨みの声などを書いていこうと思います。約1か月遊んだ中で1,2回くらいしか遭遇した記憶が残っていないようなデッキは対象外とします。

※相手デッキ名称のすぐ後ろには、アミュレットビショップ側がその相手デッキに対して有利か不利かを記載します。

 

エルフ

vsフェアリーエルフ(やや不利)

やや不利というのは、7ターン目以降まで一進一退しながら試合が続いている場合の話です。

最速でのプルメリア後シャイニングヴァルキリー進化連打、ノワリスで大量の毒入りフェアリー確保後フィリィを出された試合は、もう有利不利とか語る次元ではないクソゲーです。これらを早い段階でやられると、流石に回復・盤面処理が追い付かず即死します。ここ最近はこのデッキとの遭遇率は減っていて心の平静は保たれているのですが、先月の中頃はこのデッキと戦う機会がかなり多かったです。そこで何度もプルメリア後最速進化シャイニングヴァルキリー2~3連打で惨殺され、憎悪で頭が禿げそうになったのを記憶しています。

プルメリアの能力が発動していると、教会が置いてあっても妖精の学習で出てくる疾走進化フェアリーの3点パンチはもらってしまうのも痛いです。

 

では、そういったクソな展開が無い試合が、ビショップ側やや不利と思う理由は何かという話に移ります。

結局フェアリーエルフ側は、フェアリーをどれだけ多く早く集めるか、その上でシャイニングヴァルキリー・ノワリス・フィリィの御三家をどれだけ早く出すかです。それが出来ない間は精々アネモネサルビアとかでペチペチやる程度であり、序盤から殺傷力のある血気盛んなデッキ相手にそんな事をしているだけでは身が持たない筈です。

ですがアミュレットビショップは、最速でも7ターン目までは相手の顔面を激しく攻めるような行いをしない優しい性格です。なので、序盤中盤の相手の手札状態が厳しそうでも、無理してリソースを吐いたりせずに盤面やライフの心配をせず戦力が揃うまでの猶予を与える事になり、ちょっと遅れてから強い攻めを展開されてしまうなんて事がそこそこあります。相手の早い段階で強力な武器を持てていない状態に付け込んで早期決着をつけに行くという行為が無いアミュレットビショップの性質が、vsフェアリーエルフにおいては少し不利と言える要素だと捉えております。

 

 

vs豪風マガチヨ(かなり不利)

エルフとの遭遇率自体は最近減ったように感じますが、いざエルフと当たった場合のデッキは最近はこれが多いです。

デッキの構成的に下振れという物が存在しないのだろうかと感じる理想的な動きをほぼ毎回されます。(実際、私もこのデッキは少し使った事がありますが、かなり安定して7ターン目にマガチヨさんと愉快な仲間達でカチコミかけられていたなと記憶しています。)

とにかく相手のリーサル=タイムリミットが早いです。特に相手が3ターン目に反転する翼含めて4枚プレイ達成した時は、こちらの最速リーサルターン自体来ない可能性が高くなります。

加えて、ベビーフェルパーの1回ダメージ無効・レーネによる2体進化含めた横並びが強いせいで、試験場のコストが2になった今でも盤面の全処理がかなり難しく、マガチヨさんがカチこんでくる前に結構なダメージを食らってしまうケースも十分あります。

 

マガチヨさん・若芽・看守何人か並んでのリーサルカチコミに対しての対処法は一応あって、教会2枚置けば若芽のパンチは喰らわずに済み、3枚置けばマガチヨさんと看守のパンチも防げます・・が、教会2枚はありうるとして、このデッキ相手に3枚準備はきつい。全処理が難しい中盤の横並びなどに対して、どうしてもアミュレット5破壊後の教会を1回は使わないと凌げないという場面が結構あるからです。

 

相手のリーサルターンが早いため、こちらもスカルフェインが引けててリーサルプランの準備を早く終わらせないといけないが、相手の盤面がそれを中々許してくれない→準備を優先したら死ぬ・盤面処理を優先したら準備が遅れて死ぬ・・みたいな結果になりがちです。明らかに不利な相手であり、早い段階でスカルフェインが引けていないなら、この相手なら諦めて次へ行った方がいいかもしれません。

 

 

ロイヤル

vs連携ロイヤル(不利)

個人的には一番戦いたくない一番ダルい相手です。ちょっと前から目に見えて使用率減っているっぽいのは嬉しいです。

 

序盤から盤面処理・リーサルに向けての下準備が淀み無く順調に進んでいて、手札にウヌエルさんが二人・0コススカルフェインさんが二人・アミュレットが一杯とかあっても、ガルドルを出され続ける限り絶対にリーサルは取れません。逆に、序盤中盤圧され続けてスカルフェインも無くて手札がジリ貧であっても、ガルドル出されず鳥を持ったウヌエルさん二人と共に9ターン目を迎えたら勝てます。勝てるかどうかは完全に「ガルドルを何回出されるか」次第という訳です。

そしてそのガルドルですが、アミュレット5破壊後の教会を出したとしても放置しておけません。連携ロイヤルには、バイヴカハ・大参謀という攻撃力・体力両方のバフを簡単にできるカードが多分各3積みで入っています。特に大参謀で鑑定→首飾り含めた進化後スペル3回発動は全体バフなので、ガルドルと不愉快な仲間達を全員教会の前に放置してたら即死します。

よって、主に杯などによって最低ガルドルだけでも処理しておかないといけないのですが、1回だけなら苦は無いですけど、2~3回続くと処理に使うリソースがもちません。そうなると、教会で相手盤面全員体力2にしてスカルフェインで全員仕留めるという手段しかなくなるケースが多いです。しかし、それをやった時に相手盤面にアミュレット・自分の手札に信仰が無い場合、スカルフェインがどうしても盤面に残り、相手のターンで大見得切られて再びリーサル取れなくなってイライラ・・そうこうしている内に相手のリーサル準備が整い、負け。負けパターンは大体これです。

 

もう一つの負け(=投了)パターンは、倒せる手段が無いタイミングでのヴァイス進化です。特に守護裏ヴァイスはほぼ詰みです。信仰の一撃か司祭があれば楽に除去できるのですが、それ以外では非常に厳しいです。

 

あとは、序盤の盤面処理もしっかりしておかないと、ヴァイスやガルドルがどうのこうのの話の前にオラつかれて死にます。連携ロイヤル側がよくやる行為として、(特に先攻の)3ターン目で雑魚兵士1~2人の横に「これ取れねえだろ」みたいな気持ちでアドバンスロードや大参謀を置いてくるというのがあります。彼女らは即倒しておかないと大惨事になるので、マリガンではアストルフォがあれば1枚キープする事を推奨します。

まあ、そうやって頑張っても、結局後でガルドル出てくるかどうか次第なんですが。

 

 

vsヒーローマーズ(有利)

これは確実にビショップ側有利です。当然こちらの下振れや、ヒーロー側の大正義マッハアミアミ元気の嵐元気の嵐みたいなUltimate上振れがあれば負ける事はありますが、それ以外では多少道中危なっかしくても、負けた試合はほぼ無いです。

 

有利要素としては、以下が挙げられます。

・マーズの忌々しい槍を処理できる - 信仰、司祭で楽に消せます。信仰は、盤面に当たり所を残さない為にも役立ちます。

・ロイヤル側に、アミュレット5破壊後の教会への対抗策が無い - 盤面にどれだけ槍のバフかかったムキムキな輩を並べても、アミュレット5破壊後の教会の能力をかければ、その者達から顔面を殴られる事はもうありません。少なくとも私の対戦経験の中ではですが、ヒーローマーズデッキの中に、アミュレット5破壊後教会を対処できるカードは無いようです。これにより5~6ターン当たりでのリーサル準備や回復がやりやすくなります。

・教会2枚置いておくと、ヒーローの2回攻撃が1回までしか通らない - ビショップ側有利とは言っても、エンハンス7フェンサーのターンにおけるマッハやアミアミの2回攻撃は心臓に悪いです。ですが、それも教会2枚置いておく=1回攻撃すると体力が-4されるようにしておけば、槍のバフが2回かかって進化していても、2回目の攻撃をするとこちらの顔面に届く前に体力が尽きます。

・序盤におけるマムの試験場が優秀 - マムの試験場が2ターン目から出せるようになったのが大きいです。3コストの時は序盤に2コスクイックブレーダーとか出されると回復が追い付かないケースが割とありましたが、それらを早い段階から1回復しつつ処理できる事により、ライフを十分に保って中盤戦に臨めるようになりました。

 

序盤に致命傷を食らわない(または、そのすぐ後に回復する)・教会の設置タイミングを見誤らないという点を注意しておけば、スカルフェイン無しでも全然勝てる相手です。マーズの尻を追いかけたり、わざとケガしたメイドの落とし前つけさせようとするようなドグサレヒーロー共は駆逐しましょう。

 

 

ウィッチ

vsスペルブースト(有利不利を語る価値無し)

もう相手がぶん回るかどうかだけって感じです。先攻/後攻6ターン目に氷の雨降らせてシュマエルさんが何人か剣の雨降らせて走ってきてオーバーキルとか、マジでどうしようもないししょうもないです。お願いだから対人戦で使わないで下さいというのが正直な気持ちです。

スペルブースト相手に9ターン目が来るというビジョンは無いので、こちらとしても7ターン目のOTKリーサルプラン狙うしかありません。つまり、5ターン目終了時までにスカルフェインポイント4を溜められなかったら、相手のぶん回り具合見てリタイアしてもいいんじゃないかと思います。

 

 

vsマナリア(やや不利)

4/27の調整前までは杯と信仰の消滅を駆使して有利に立ち回れていたのですが、大魔術の強化によって不利よりになりました。以前は消滅を何度かくらわすと、大魔術から大勢出す為に魔術指南でパスカルハインラインも選んでくる人がいて、見てて面白かったんですが残念です。

ビショップ側の方針は以下となります。

①大魔術出される前に7~8ターンでOTKリーサル取る。

②大魔術発動前のリーサルが不可能だと判断したら、とにかく教会を集める事を意識する。

 

①については、アミュレットビショップのメインリーサルプランをキメようというだけの事なので、改めて説明する事はありません。

 

②についてですが、教会を3枚設置しておけば、大魔術から出てくるフォロワーの出目・マナリアパーティーの在庫次第では生き残れる・その後の9ターン目にサブリーサルプランをキメられる可能性があるという悪あがきです。相手の出目次第では、教会2枚でも生存できる時もあります。

 

vsマナリアは、ミラちゃん数人がぶん回った時以外は盤面処理の難易度が低いです。そして消滅が大魔術に刺さる事は無くなりましたが、その分アングレアなどの処理を消滅に拘らなくてよくなったので、以前より動きやすい面もあります。

あとはメインリーサルプランが無理そうな時は教会を溜め込む事以外は、基本方針は変わりません。間違いなく有利ではなくなりましたが、そんなに悲観する事はないです。

 

 

vsセブンズフォースソーサラー(不利)

マナリアをほぼ確殺出来るらしいとの事から、徐々に確実に増えてきてますね。

相手のPP8で始まるターンの前にメインリーサルプランでOTKキメる以外、勝つ方法はありません。サブプランを意識する余裕は無いです。つまり5ターン目終了時までにスカルフェインポイント4溜められなかったら、ほぼ敗北確定です。

 

もう必死でドローしてリーサルの各種下準備を進めなければいけないのですが、その過程でこのデッキ相手に絶対してはいけない事=制限があるので、円滑に進まない事も十分あります。その制限とは、

相手盤面にフォロワーがいて、こちらの手札に信仰がある時でないと、プリズムと雄叫びは出してはいけない

という点です。

 

相手デッキから出てくるフォロワーは、メタトロン・チェス系スペルから出てくるポーンだけです。つまり、プリズムと雄叫びから出てくる虎は、進化してぶつかっても死ねないのです。このデッキ相手にそれをやってしまうと、180%盤面ロックの的にされます。盤面に縛られたプリズムや虎がいる事で、準備は整っているのに枠が少なくてリーサル取れない・道中でのアミュレット展開がしづらいという致命的事態に陥ります。(これは他のウィッチのデッキでも当てはまりますが、セブンズデッキが最も顕著) なのでプリズムを出すなら、出した後に信仰で相手フォロワーと一緒に消えておく必要があります。

vsセブンズデッキ戦では、盤面やライフを気にする必要は無いので雄叫びを出さずに済ますというのは簡単ですが、気軽に本能の赴くままにプリズムを出せないというのが辛いです。信仰が手札に無い時は、プリズム以外の手段でデッキを掘っていく事を意識しましょう。(こちらの盤面にフォロワーがいなければ、相手もチャームや大いなる意志をずっと手札に持っておく事になり円滑に動けなくなる可能性もあります。)

 

 

vsチェス(有利)

ビショップ側有利です。極端な下振れ以外では、おそらく負けてないです。

vsヒーローマーズ戦と同じくらいに教会が有効である事が、有利要素の大半を占めています。

 

vsチェス戦における、教会が絡むポイントを挙げます。

・チェックはポーンの攻撃力しか上げないので、教会が置いてある状態では進化するかブレードレインを付けないと、ポーンは顔面を殴れない。

・それはキングが連れてきたポーンも同様。なので、次キング来るなと思ったら教会を置いておく事で、被害をかなり抑えられる。

教会置いてある状態に対してキングを出しても、結局攻撃できるポーンは進化した奴とブレードレイン付けた奴だけ。痛いけど、回復しっかりできていれば死ぬ事は無い。

・教会が置いてある場合は進化するかブレードレインを付けないと顔面を殴れないのは、道中で出てくるであろうナイトも同様。

 

※ブレードレインは怖いですが、スペルブーストデッキほど何個もコスト0で飛んで来る事は無いようです。大体1試合にコストちょっと支払って1回しか打たれた事は無いです。

 

とにかく教会が序盤~終盤どこでも機能します。

・致命傷を避けるために教会を置くか

・今の相手の盤面なら、チェックされてもそんな酷いダメージにならないだろうから、ポーンカウント進ませないために教会無しで済ますか

・教会無し=殴らせるなら、回復手段はあるか

このあたりを状況に応じて判断し、リーサルの準備を進めていきます。

 

あとはキングについてですが、可能な範囲でコスト低下=ポーン8体離れを遅らせるよう意識する以外にも、キングが出てきた次の自分のターンでリーサルを取る・もしくはキングを倒せる手段を用意しておくのも重要です。

教会設置済でキングのお供のポーンが殴れない状態であっても、コストが下がったら他にやる事が無くなるのか、皆様キングを出してきます。教会が設置されていればポーンからは殴られませんが、キングはそういうわけにはいきません。次の自分のターンでリーサルが取れるなら全く支障は無いのですが、まだ準備が整っていない場合、さすがにキングは何とかして倒しておく必要があります。

攻撃力13のキングに対してアミュレット5破壊後の教会を置いて終了という選択肢は、非常に危険です。ブレードレインを付けて進化され殴られると、こちらの顔が原型留められなくなります。おまけでクラッシュレインもされれば、ライフ20から即死です。

教会→スカルフェイン、教会→ポーンを処理してからマムや雄叫びのランダムダメージなどの方法でキングは絶対に倒しておきましょう。そしてスカルフェインを出した=元から置いてあった教会を割った場合は、できる限りその後に再度教会を設置しておきましょう。そうしないと二人目のキングが連れてきたポーン達にはボコボコにされ、こちらの残りライフや相手のチェックの在庫次第では絶命させられる可能性もあります。

 

以上の内容に気を付けて立ち回れば、少なくともチェスに対して勝ち越す事はできると思います。

 

 

ドラゴン

vsアルバハドラゴン(不利)

勝てないわけではないですが、非常に厳しい相手です。序盤の盤面が平和である事くらいしか楽なポイントがありません。

辛い要素を挙げますと、

①6~7ターン目にアルバハ直接召喚されるという短いタイムリミット。それまでにメイン・サブ問わずリーサルプランの材料(特にウヌエルさん)が揃わなければ絶望しかない。

②豚による最大体力上昇。メインリーサルプランでのOTK達成率が下がるし、9ターン目以降までデッキ切れせず生き延びた場合のサブプランにおいても、ただ鳥5回投げるだけでは致死量に届かず、前のターンから残したアミュレット+祭器や0コススカルフェインが必要となる。

③メインリーサルプランの要となる直前ターンからのアミュレット残しが、終焉+アルバハ直接召喚で壊されてしまう=メインリーサルプランを狙える確率が非常に低い。終焉以外にも、竜山の鳴動でもアミュレット破壊される。

④アルバハ直接召喚後、リーサルの為の材料はなるべく消費したくない+あまりラスワドローのアミュレットを使いたくないが、教会を置くだけでは安心できない。教会を鳴動や生アルバハで割られてリンチされたり、バイヴ福音でバフされてアルバハに顔面粉砕される危険性がある。

 

こんな所でしょうか。

 

①について:とにかくウヌエルさんは絶対に早く来てほしいのと、後から一気2ドローを安心してできる保証が無いので、ドラゴンとのマッチングのマリガンではアズヴォルトとエメラルドを優先します。それでディスカやケツデカだったとしても、致命的ではありません。

エメラルドに関しては、PPブーストが進んでいる相手の6~7ターン目など、アルバハ直接召喚される恐れのあるタイミングで場に残るような出し方は控えましょう。油断してダブル終焉バハバハ反転恩寵とかで一気にアルバハ出てきて、デッキ5枚になってからエメラルド割れて2枚燃えて・・なんて事になったら目も当てられません。

 

②について:豚1回だけなら、スカルフェイン抜きでも倒せる希望がありますが、2回=体力28は無理です。2回豚を出されて、スカルフェインさんが来ないままアルバハ直接召喚された場合は諦めていいと思います。

 

③について:終焉が設置されたターンにアルバハ直接召喚が無かった=こちらのターンに終焉が残っている場合には、次の相手のターンにワンモア終焉が来ない事を祈って、信仰か司祭で終焉を除去しておくという賭けがあります。

メインリーサルプランの準備が出来ている場合、終焉を消してからアミュレット3個設置→相手のターンで終焉or鳴動を出されずにアルバハ直接召喚でターン終了となれば、OTKを決められる見込みがあります。賭けに出る価値は大いにあります。

 

④について:アルバハ直接召喚~9ターン目でのサブリーサルプランまでの間の盤面処理の為に、ドローはせずに少なくともアルバハは倒せる手段としても、信仰や司祭は有力です。

7~8ターンリーサルは無理そうで、上述の終焉を消しに行く賭けには行かない=サブプランでのリーサルまで耐えるしかないと判断した場合には、信仰や司祭は対アルバハ用としてキープしておいた方が良いと思います。

 

 

vsディスカドラゴン(やや不利)

自由枠にセイクリッドシープを採用して、それを引けた場合は五分~微有利だと思います。

 

相手の手札の状況によっては、どの道リュミオールからの攻め2ターン連続を耐えきる事はできませんが、そこでの生存率を上げる為には序盤からの盤面処理を確実に行い、ライフ20の状態でリュミオール姉さんをお出迎え出来るようにしましょう。

幸い、ディスカドラゴンの序盤の盤面はそこまで強くないです。注意点があるとすれば、進化していないリリウムを残してくれている場合は最優先で仕留めて、進化は絶対にさせないようにしましょう。

 

ディスカドラゴンに対しては、進化ノーブラという厄介な守護の存在により、雄叫びから出てくるファルコンが相手顔面を(進化して)殴りに行きにくいため、7ターン目でのメインリーサルプランが成立しにくいです。

どちらかと言うと以下の事を意識して、相手がリュミオールからの攻めを展開しようとするとデッキ切れする手詰まり気味状態になるまで耐えて、サブプランでリーサル(もしくは相手が諦める)を狙う勝ち方の方が多かったです。

 

・回復手段を大目に蓄える

・ノーブラが出てきそうなら、予め1枚教会を設置して、1/1ノーブラのパンチを防ぐ。

・進化したノーブラはアミュレット5破壊後教会で足止めする

・リュミオールは絶対始末する

・リュミオールが散々暴れた後に控えているであろうインフレの当たり所、MAXウーラノスの当たり所をできる限り作らない

 

これらを最大限意識して立ち回ります。が、7ターン目でのリーサルがキメづらいのと、やはりリュミオール×リリウムの火力が高いので、セイクリッドシープ無しの型では勝率はやや低めです。

 

 

vsケツデカドラゴン(不利)

先攻の相手にガン攻めされるケース、メインリーサルの準備が整わず長引いている間に溜め込まれた火力を放出されるケースにおいて、成す術無くやられた記憶が多いです。

 

とにかく序盤から体力の高いフォロワーを並べられた時が厳しいです。サーファーは攻撃力が低いので放置しても被害が少ないですが、進化して顔面蹴ってくる少林サッカー部・物騒なドラゴン連れてくるテニス部が早い段階で並ぶと、倒し切れずほぼ負け確定です。

鳥・マム・アストルフォを駆使しても倒し切れないスタッツのフォロワーが早い段階から並びうるのはケツデカドラゴンのみであり、これはかなり大きな不利要素です。序盤からケツのでかいフォロワー数体並べるなんて事が出来ている場合、大体相手の手札はカッツカツなので、そこを乗り切ったら何とかなるのではという希望は毎回抱くのですが、処理しきれず敗北というケースは多いです。

 

体力がどれだけ高いフォロワーでも杯・信仰・司祭なら1体ずつ仕留めていく事はできるのですが、最初から使いすぎると後から出てくる大物が倒せなくなって、結局詰みます。それに、最初から相手を消滅させる杯を使いすぎると、さすがに手札が枯渇してしまいます。

そこでケツデカ達の横並びに対しての切り札となるのが、アミュレット5破壊後の教会です。これを出しておけば、とりあえず盤面に残っている輩から殴られる事は基本無くなります。たまーにアルバハを入れてる方もいらっしゃるので、教会を出した次の相手ターンがPP9以上から始まる場合、生アルバハで教会を破壊されてリンチされる可能性はあります。相手のPPを見て、教会を出してから盤面を処理するかor放置でもひとまず問題ないか判断しましょう。

とにかく盤面処理が大変で、アミュレット5破壊後教会に頼りたい場面は多いはずです。なので、他のデッキと戦う時以上に、早くアミュレット5破壊を達成させるよう意識しましょう。

 

あとはメインリーサルプランを狙う際の注意点ですが、相手盤面にケツの大きいガンベイン・ドラズエルなどが立っていてファルコンが顔面パンチ出来ない場合があります。その時の為に、以下のような手段を用意しておく必要があります。

・ウヌエル出す→スカルフェインで前のターンからのアミュレットを割る→スカルフェインを生贄にして信仰で相手の守護を消滅→色々割ってリーサルへ。

・前のターンからのアミュレットは2個までにしておいて、ウヌエル出す→杯で守護を消滅→スカルフェイン(以下略)

 

つまりPP・手札の要求値が上がるので、7ターンリーサルは少し難しいです。

 

 

ネクロ

コルネリウスOTK(微不利)

どちらが先にOTKキメるか対決です。vsコルネリウスデッキ特有の問題点としては、さあリーサルキメに行くぜという時にファイトコープスドックがいると非常に面倒という点が挙げられます。

ウヌエル→スカルフェインと出して、1/2の確率でスカルフェインさんが骨になってくれる事に賭けるというギャンブルは流石に割に合わないです。よって、前のターンからのアミュレットは2個までにしておき、ウヌエルさんを出した後に杯で犬を消してから、いつものリーサルプランを遂行するなどの処置が必要です。これもまたPP・手札の要求値が上がるので、7ターンリーサルが少々難しくなります。

 

なので、相手の方が先にリーサル仕掛けに来る事も多いでしょう。ですが、vsコルネリウスデッキにおいても教会複数設置によって悪あがきが出来ます。

教会2枚設置しておけば、バイヴカハの福音のバフでもかけない限りは、カオティックエンジェルの2回目のパンチは届きません。3枚設置なら、バフのかかっていない進化オリシルのパンチも喰らわずに済みます。そして、福音のバフをカオティックエンジェルに確定で付けたいなら、結構後のターンになるはずです。

しかも、vsコルネリウスデッキ戦での盤面処理はそこまで辛くないので、教会を蓄えておくのも難しくはありません。

 

サブプランでリーサルを取る9ターン目が訪れる見込みが低い点を鑑みて微不利と解釈しておりますが、五分に近いかもしれません。

 

 

葬送ネクロ(非常に不利)

ヴァイスソウルハンターの強化が入ってからは、ネクロは大体こっちを使われていますね。非常にきついです。やれるだけの事をやって多少耐えても、大体最後には彼に去り際理解させられて13or15点パンチで56されます。皆手札カツカツのくせに、それはちゃんと持ってます。

 

まず序盤ですが、とにかく前のターンから残っている相手フォロワーは枕元か統率で割られないよう、可能な限り処理していきます。それでも3ターン目以降からは、相手ターン中にフォロワー出してすぐ破壊されてしまうのですが、それはどうしようもないです。ここでケルベロスの右腕を統率で破壊されて顔面を殴られるという大変無礼な行為で4点くらうのも、かなり効きます。なので序盤は教会を置こうかなと考える事も多いのですが、もし相手が大幽霊を入れている型だった場合、教会が無いと対処が難しいのも悩ましいです。

あと、盤面処理に関して意識すべき事はもう一つあって、相手の手札枚数が少なめ+リーズが盤面に残っている+こちらの手札に余裕がある場合、できるだけ杯でリーズを消滅させるという嫌がらせをしておくと、効果が期待できるというのもあります。信仰は、できる限り古霊破壊済の相手のケリドウェン結晶に対して打ちたいです。

 

あとは最速ミロエル進化+古霊が出てきた後の事ですが、回復最優先となります。「今は回復しなくても大丈夫かな?」は大抵大丈夫じゃないです。

コストの下がったスカルフェインがあるなら(できればプラムと一緒に)1発ぶっ放さないとやってられない場面は多々あります。その際に手札にもう1枚の(次のターンには0コスになる)スカルフェインとウヌエルがあれば、次のターンにリーサルを狙える希望が見えてきます。

 

非常に厳しい相手ですが、これくらいしか意識する事も無いかと。後半はお相手様の大腕の引きが外れる事を祈りながらの戦いです。

 

 

ヴァンパイア

復讐ヴァンプ(少し不利)

圧倒的火力を一気に解放されて即死したとか、アビスを連打されてシラケたとかはしょうがないです。交通事故に遭ったと思って、気持ち切り替えて次へ行きましょう。

 

序盤においては、あまりフォロワーを立てないアミュレットビショップデッキの性質が有効に働きます。相手側は簡単にルームサービスでフェイカーを割って復讐状態に入る事が出来ずイライラするでしょう。

ただ、こちらとしてもマリガン次第では、他に出す物が無くてしゃーなしでプリズムを出す事がありえます。ですが、相手がヴァンプで狂乱か復讐か判別がつかない内は、プリズムを出すのは控えた方がいいでしょう。プリズムを出した途端に頼んでないルームサービスを押し付けられ、続けてパシリが走ってくるかもしれません。

ヴァンピィちゃんに無理矢理口をあーんさせられクソまずいルームサービスを食わされるのは、避けようが無く仕方が無いです。ですが、それを達成するのにも少し時間はかかるので、その間にこちらは各種下準備を進めましょう。

 

しかし、フォロワーをガンガン出していく他のデッキで戦うよりも復讐に入られにくいからと言って、呑気にはしていられません。アミュレットビショップに限った話ではないのですが、vs復讐ヴァンプでは8ターン目をタイムリミットとして考えておかないといけません。守護が多めに並ぶデッキとかでもないと、8ターン目のヴァルツ進化→校長orアビス融合からの跳躍による疾走3回パンチで体力満タンでも余裕でオーバーキルされます。

一応、校長での疾走付与=攻撃力9なら、教会2枚以上設置でギリ耐えられる事もありますが、現実的ではありません。道中で復讐ヴァンピィちゃんなどからの被ダメージを抑えるのにも教会は必要だからです。

冷静な相手からすると、中々復讐になれなくても「じゃあ相手攻めてこんし、8ターン目にヴァルツ校長で倒すわ。」という気持ちになれます。なので、相手に復讐心も抱かれず、あまり酷いダメージを食らわずに試合を進められているとしても、8ターン目には突然死するかもしれないという心構えは持っておくべきです。(当然、相手が途中でアクセラヴァルツを3枚使った or EPを全て使った場合はこの危険性は無いです。)

 

上記はちょっとネガティブな内容でしたが、vs復讐デッキならではのラッキーポイントもあります。

序盤~中盤においてフォロワーを出さない・残さないを徹底していると、キレたくて仕方ない血気盛んな相手が、我慢できなくて校長の進化を使う事がまぁまぁありました。そうなった場合、7ターン目のリーサルがかなりやりやすくなります。具体的に言うと、前のターンからアミュレットを3個設置できていれば、スカルフェインのコストが3までしか下がっていなくても、十分致死量に届くのです。ウヌエル後のスカルフェインが3点、あとは前のターンから置いてある物と後から出した物を合わせてアミュレット4個割ればリーサルです。

校長が進化切った場合、手元にスカルフェインがあるなら意識すると良いでしょう。宝珠と祭器が多めにある場合、何ならスカルフェイン無しでもリーサルいける時もあります。

 

復讐ヴァンプは嫌われがちのように感じますが、アミュレットビショップで戦う分には、vs狂乱よりはましだと思っています。

 

 

狂乱ヴァンプ(一杯不利)

デッキパワーの格の違いを嫌と言うほど見せつけられる、超絶不利な相手です。こちらが先攻で上振れるか、御相手様の下振れやプレミや軽率な行為があって、ようやく勝てるかなといった所です。(軽率な行為とは、例えば4ターン目に「どうせ取れねえだろプヒヒ」みたいなノリで守護裏にガロダートを置く→それを杯で消されるみたいな事です)

特に後攻は極めて厳しく、鳥・スカルフェイン・試験場のハッピーセットが揃った状態から始まって、初めて環境の王者に挑戦する権利を得られると言えます。後攻の序盤がハッピーセットから始められないなら、割と本気で即リタイアしてもいいレベルです。

 

まず、とにかく序盤の盤面処理が厳しすぎます。アミュレットビショップのデッキレシピでは、大体の試合において完全に処理しきれないです。計2体の守護蝙蝠が出てくるキャッスル・即2体守護が並ぶデモンビーター・その守護裏に立つ副総長や笛吹などの物騒な輩・・・

さらに先攻4ターン目に必ずヴァイトが出てきて狂乱入って、全部処理しきれず5ターン目にハウリング飛んできて、横の処理しきれなかった蝙蝠+αに進化されて殴られて10点ちょっと喰らって、あとは回復追い付かずヴァンピィちゃんに56されるかガロダートに56されるか好きな方を選べみたいな展開は、こちらが後攻の時は親の顔より見た光景です。

鳥+スカルフェイン・マム・アストルフォをフル稼働して、ようやく致命傷は避けられるかなといった所です。序盤の盤面処理をスカルフェインさんと共に頑張って乗り越える事が出来れば、メインリーサルプランをキメてやる事も全然可能ではあります。

 

次に、相手のリーサル狙いの攻めに対する心構えについてです。と言っても、ヴァンピィちゃんを何度出されたか=眷属への贈り物を何枚キープされているかを気にかけるという程度の物です。もし2枚キープされていたら、8ターン目にはガロダート二人が走ってくるオーバーキルOTKも可能となる為、二人来ない事を祈って震えながら出来るだけの事をします。残念ながら、ガロダートのパンチは教会3枚置いていたとしても防ぎきれません。

贈り物が0~1枚、ガロダートの在庫は複数抱えているという状態なら、おそらく2ターンに分けた分割リーサルを狙ってくる可能性が高いです。こちらにメインリーサルプランの準備が整っていてライフも十分な状態ならば、「ガロダートで殴っていいけど、次のターンで君を56すよ?」という気持ちで構えていればいいです。

逆にまだリーサルプランの準備が出来ていない場合は、1回で最低11点喰らい、盤面もそこそこ展開されるのに対し、とにかく回復と盤面処理をして耐え、相手の2ターン分割リーサルの目論見を狂わせる事を最優先とします。こういう展開になったら、もうメインリーサルは捨てていいです。そこで相手が回復したこちらを仕留めきれなければ、9ターン目を迎えてサブプランでのリーサルを取れる見込みが出てきます。少しだけ。

 

あとは、魅惑の狂騒曲というイカれたカードを発動された=0コスデモンディーヴァを構えられた時の話です。「どうせこちらがフォロワーを並べなくても、ヴァンピィちゃん出てきてアーンさせられて当たり所作られちゃうんでしょ・・」という諦めから、普通のデッキなら平常運転と変わりなく盤面展開していき、結局ディーヴァとガロダートにボコボコにされるでしょう。

これ、アミュレットビショップならではの抗い方があります。「抗い方」という事で、確実な対処法とか必勝法とかではないですし、毎回成立する物でもないですが、頭の片隅に入れておいて損はありません。

その方法とは、「自分の場にアミュレット5枚設置」です。これによりヴァンピィちゃんからアーンされても、1ダメージは喰らいますが蝙蝠という当たり所をこちらの場に出さない事が可能です。ファンサを受け取ってくれるサクラを用意する事が出来なくて、これにはデモンディーヴァもガッカリでしょう。

こんな状態になります。↓

 

 

この画像の試合においては、こちらの体力も万全&スカルフェインさん二人もアップが済んだ状態であったため、この次のターンにめでたくリーサル取れました。

ですが、アミュレット5枚置きを続けられたとしても、その間にリーサル準備を早く整える事が出来なくて相手の8ターン目・先攻9ターン目まで長引いてしまった場合、ガロダート二人と自傷手段2個あれば流石に56されてしまいます。その点は覚悟が必要です。

 

vs狂乱戦については以上です。万全の状態で臨んで勝てるかどうかなので、盤面も手札の状況もクソな場合は即リタイアした方がいいですマジで。

 

 

ビショップ

回復ビショップ(五分)

自分の記憶を辿る限りでは勝ち越してる感触なんですが、総合的に考えて五分かなと。

勝つためには、vs回復ビショップ戦専用の立ち回りを徹底すべきと思っています。

徹底すべき点は以下の二つです。

①確実にリーサルがキメられると確定している状況(盤面・自分の手札)でない限り、絶対に見切り発車での7~8ターンメインリーサルプランを決行しない。

②相手の盤面処理に徹底し、主にサブプランでリーサルをキメる気持ちで臨む

 

①について:回復ビショップは名の通り、回復手段の多さだけは最強です。なので、7ターン目に見切り発車でリーサル狙ったが2点残ったりすると、次の相手のターンでライフ16くらいまで回復されて、ムッキムキな幹部が二人と他にも誰か立っている→もうリーサルどころか盤面返す手段残っていない・・負け・・という展開になりがちです。相手盤面に聖遺物でも残っていれば180%そうなると言ってもいいです。もう本当に取り返しがつかなくなるので、絶対に見切り発車はNGです。

 

②について:言うまでもなく、エルヴィーラの効果発動後の相手フォロワーは5/5二人とかまでになってくると、放置するわけにはいきません。二人とも残せば、次の相手ターンに確実に絶命させられます。

ですが、逆に盤面処理さえ毎ターンしっかりこなしていけば、聖遺物+疾走+なんか回復色々で上振れられない限り、こちらが死ぬ事はまず無いです。なので、手札が次のターンまで耐えたらメインリーサル狙えそうなのにな・・という場合でも、サブリーサルプランで使用する物以外は惜しまず、それこそ場合によっては0コススカルフェインでさえもぶっぱなす気持ちで盤面処理に徹底した方が良いです。

 

 

勝つための基本方針は以上です。逆の見方として、じゃあ負けるのってどういう時かというのを考えると、以下の2パターンが挙げられます。

①相手盤面を処理できる手段が無く、次の相手ターンにリンチされる

②相手の疾走フォロワーが致死量のスタッツで突然襲ってくる

 

これだけです。

 

①について:

処理できなくなるのは、主に潜伏お姉さん二人以上の盤面でしょう。これを処理しきれるかが勝負の分かれ目である場合は多いです。

おそらく今も使われるくらいの回復ビショップデッキでは、八獄フォロワーが潜伏お姉さんだけになっていて、彼女が進化するともう一人お姉さんがやってくる=大体二人は並ぶと考えていいでしょう。エルラーデさんは(ry

対処方法として、アミュレット5破壊後教会で彼女らの体力を2にした後に、マム・雄叫び・前のターンから残っている鳥をスカルフェインか祭器で割るなどのランダムダメージで倒していきます。中々毎回それだけそろえるのは難しいかもしれませんが、最低でも一人は倒しておけば、次のターンで絶命しなくて済む見込みはありますので頑張りましょう。

潜伏お姉さん以外=選択可能フォロワーに関しては、教会で体力低下させてからの対処以外にも、杯・信仰・司祭などで各個撃破が可能です。数が多い場合は骨が折れるかもですが、状況に応じて対処しましょう。

潜伏の有無にかかわらず、めんどくさくなった時や他に対処が無い時は、教会で体力低下→コスト下がったスカルフェインが確実に全処理できます。生き残るためにも、惜しまず使っていきましょう。

 

②について:

私は回復ビショップは面白いと感じなくて見限りましたが、おそらく突き詰めたら「相手に処理されない事を祈って、ただムキムキにし続けるだけでは駄目だ。疾走で一気に倒すプランも用意しないと。」という考えに至ると思うのです。なので、序盤の相手盤面にミュースクラウンの結晶などが見えなくても、今なお遭遇する回復ビショップとの試合では、疾走の存在は可能な範囲で警戒はしています。

 

枠が厳しいでしょうから全部は採用されないと思うのですが、考えられる疾走手段は

・ミュースクラウン

・アストルフォ本体

・ルビーファルコン

これくらいでしょう。

で、いきなり致死量のスタッツでこの人達を走らせるとしたら、大体の場合においては聖遺物が絡んでないと難しいはずです。なので、こちらが疾走での突然死を避ける為に意識できる事としては「信仰・司祭による聖遺物の除去」が考えられます。特に8ターン目以降の相手盤面に聖遺物が残っていると、アストルフォ本体のファンファーレ+聖遺物により攻撃力6の疾走兵士が二人現れます。そこに0コス幹部やら先生の融合やらが絡めば、OTKは十分考えられます。私は一度それを喰らって絶命しました。それ以来、8ターン目以降に残る聖遺物は可能な範囲で除去するよう心がけています。相手の盤面処理が優先なので、余裕がある時だけでも除去できるといいと思います。

 

聖遺物が絡まないケースとしては、福音をキープした状態で8ターン目にルビーファルコン+先生進化+福音+0コス幹部とかなんやかんやでOTKされた事が一度だけあります。これは守護のいない型のアミュレットビショップでは警戒しても仕方が無いレベルですが、流石に要求値もかなり高そうなので、わざわざ対策を考えたりする必要もないかと思います。(あるとすればセイクリッドシープの採用などでしょうか)

 

 

最後に、9ターン目にサブリーサルプランを狙う場合の注意点についてお伝えします。「お前さん、それは気にしすぎじゃよ」と思われるかもしれない内容なのですが、数回は遭遇した事のある経験なので言及させて頂きます。

相手のライフが20であれば、9ターン目にウヌエル二人出して鳥を5回投げたらPP使い切ってリーサルです。ですが、全ての人が採用しているかはわかりませんが、回復シナジーもあるカードとして「道標の御使い」をアクセラで使用されて最大体力が1上げられる場合があります。ウヌエルの能力で与えるダメージは2単位である為、1上げられるだけでも1回多くダメージを与えないといけなくなります。

つまり、こういう失敗が起こりうる可能性があります。

・自分の8ターン目開始時、ウヌエル2枚と鳥1枚が手札にある。

・これらを使えば、相手の盤面関係なく次の9ターン目でリーサル確定だヤッター。

・気が緩んで、安易に教会+スカルフェインをぶっ放して相手盤面を一掃しターン終了

・相手のターンでムキムキ盤面を展開され、その過程で御使いを使用され、相手の体力最大値が21になる

・次の自分のターン、鳥以外にアミュレットが無い

・あ・・ああああああ!

 

自分は運よく上記のような展開にはならずに済みましたが、こうなってしまう可能性は0ではないです。

こうならないために、ウヌエル2枚・鳥1枚以外にも以下をキープしておくと対処できます。

・0コススカルフェイン

・プリズムが仕入れてくれた0コスアミュレット

・盤面に前のターンからアミュレットを何か残しておき、それを祭器で割る=1コス祭器で2個アミュレットが割れて8点出る

 

※vsロイヤル戦でリララの忌々しいバリアを事前に剥がせなかった時も、同じ対処が考えられます。

 

いざ御使いを使われると反射的に舌打ちしてしまうかもしれません。ですが、私も少し回復ビショップを触った時、最大体力を上げる御使いは入れたいなーと思いつつも枠を見出せなかった経験があります。なので、おそらく本当は入れたかったであろう回復ビショップに必要なパーツを何か捨てて御使いを採用しているお方には、私は敬意を表する所であります。

 

 

ネメシス

機械ネメシス(非常に不利)

実は4/27にアッパー調整が入る前から、かなり不利な相手でした(特に後攻時)。滅多に遭遇しないから救われていたのですが、アッパーされた事で流石に遭遇率が少し上がって迷惑被っております。

ですが、明らかに安定感が無いっぽい所、結局は序盤オラつくか・最速トイズレポーター進化出せるか・最速キルザエル出せるかにかかっている所は変わってないように感じられるので、暫く経てば減ってくれないかなと期待しています。

 

アミュレットビショップならではの厳しいポイントは以下2点です。

①鳥+スカルフェインだけでは、序盤の盤面処理が満足にできない

②機械フォロワーの横並びに対して、アミュレット5破壊後教会を置いておくだけでは対処できない

 

この2点により、序盤中盤かなりのダメージを負ってしまう事が非常に多いです。そうなってしまった場合に、続くマグナセイバー絡みの大ダメージ・グレティナ直接召喚+キルザエルorグライアスからの都合良い出目の攻撃に耐えられず絶命・・というのが大半の負けパターンです。

上記2点について補足いたします。

 

①:相手が2ターン目に出してくるフォロワーが、厄介な性質の持ち主ばかりです。

・相撲眼鏡女子 - 鳥1発で倒せますが、プロダクトマシーンを手札に加えられ、後々の機械破壊数稼ぎの足しにされると同時に、ランダムダメージでの盤面処理を困難にします。

・ホフレ - これも鳥1発で倒せますが、ラスワで即座にプロダクトマシーンが出てくるのが大変ウザいです。この後にパペッター+熊など横に2体くらい続けて出てくると、鳥+スカルフェインだけでは到底処理が追い付けなくなってきます。顔を見たくないレベルで鬱陶しいです。

・ホバーバイカー - 可能なら相手の3ターン目を迎える前に絶対に倒しておきたいランキング第1位。

出てきてすぐに顔面を殴ってくるのも無礼ですし、こいつを倒せないと、3ターン目にパペッター+熊が出てきた後、顔面パンチでPP回復→回復したPPでホバーが持ってきたプロダクト出されて4体展開など、非常に頭の痛い展開が待っています。

そして、鳥のラスワ2ダメージでは倒せない体力3が不快です。1発で倒すにはマムかアストルフォが必要です。しかし、3ダメージを与える手段を1個しか持っていなくて、それをホバーに使ってしまうと、次のターンにパペッター+熊を出された時に熊を倒せないという深刻な事態に発展します。そのまま熊を2ターン以上生存させてしまったら、もうこちらのライフは確実にもちません。

2ターン目にこいつを見た時は、次のターンにパペッター+熊が来る事を想定した判断が必要です。それで3ターン目に熊が出てこなかったらラッキーと思いましょう。ホバーと熊の両方を早く処理する為には、マムとアストルフォを1枚ずつ持っている状況が理想です。ホバーへはマムを当て、続く熊をアストルフォで狙い撃ちするのがベストだと思います。2ターン目にアストルフォ1枚しか3ダメージ除去手段を持ってない場合は、ムカつくけどホバーは無視して、次に出てくる可能性のある熊を狙い撃ちする為にキープするという読みも、時には必要だと思います。

とにかくこいつは本当に甘く見てはいけません。

 

上記3体のどれが2ターン目に来るか・その後の3ターン目にパペッター+熊が来るか否かで、その試合の難易度は大きく変わります。この2~3ターン目に備えて、ネメシスとのマッチングの際のマリガンでは、アストルフォと試験場は優先してキープするのが良いかと思います。

 

 

②他の盤面展開系デッキと比べて、アミュレット5破壊後教会が機能しない=相手の横並びをしっかり直接駆除していかないといけないのが、vs機械ネメシスの非常に辛い点となります。序盤での盤面処理が十分に行き届かなかった時、最速トイズレポーター進化された時が主に該当します。

理由はグライアスの威光の存在です。トイズレポーターの横のプロダクトマシーン3体は倒し切れないからと言って教会設置だけでターンを終えると、威光で全員の攻撃力/体力+2されてリンチされ死亡もしくは取り返しのつかない致命傷を負うというのは、想像に難くありません。

例えばvsヒーローマーズ戦では、マーズの忌々しい槍と共に盤面数体展開されても教会を置くだけで、その時立っている輩から顔を殴られる事はもう無くなります。PP2消費して教会を置くだけで盤面は処理したも同然になるので、残ったPPでリーサルの下準備に専念できる訳です。

しかしvs機械ネメシス戦では、教会の有無にかかわらず相手の盤面の機械フォロワーは各種ダメージや杯などで直接倒して数を減らさないといけません。プロダクトマシーン1体くらいなら残しても構わないにしても、盤面処理に使用するPPなり手札が多くなり、リーサルプランの準備が難しくなってきます。

 

一方、たまに機械フォロワーがおらず、学園フォロワー・カシムローザ・パペッターなどだけが並んでいる場合もあります。カシムは絶対退場してもらうとして、それ以外にはアミュレット5破壊後教会が通じるなヨシ!と言うのもNGで、職人の一念→武装強化でアウトです。また、まさかのドールズトレーニングで全員バフかかって絶命した事も一度あります。よくそんなの入れる枠あったなチクショウメー。

 

以上の理由から、vs機械ネメシス戦での教会は、絶対全く役に立たないとまではいかないまでも、あまり安心して置ける場面=出番は少なくなります。なので、vs機械ネメシス戦においては、教会は杯で捨てる有力候補と捉えてもいいと思います。

 

 

最後に、中盤戦において意識しておくと勝利に繋がりうるポイントとして「できる限りでいいので、相撲眼鏡女子とホフレは消滅させる」について触れさせて頂きます。

グレティナ直接召喚が非常に強いので、可能な限り機械or学園フォロワー10体破壊という条件を達成させたくないのは言うまでもありません。そこで注目していきたいのが、相撲眼鏡女子とホフレです。

相撲はラスワでプロダクトマシーンを手札に加えるので、それを盤面に出すとしたら計3PPで機械2体を出す事になります。ホフレはもっと酷くて、ラスワでプロダクトマシーンを即出すので、2PPで機械2体を出します。これはトイズレポーター進化以外で機械破壊数を効率的に稼げる手段の筆頭と捉えていいかと思います。

トイズレポーター進化・ホバーバイカーのファンファーレは妨害しようがありませんが、相撲とホフレは消滅でラスワを発動させなければ、後から出てくるプロダクトマシーンと合わせて2体分の機械破壊を防ぐ事が可能となります。この術は結構効くようであり、相手が機械・学園フォロワーをそこそこ展開してきても、相撲かホフレの消滅を1回でも実践した試合においては、7ターン目にグレティナ直接召喚条件を満たしていない状態となっていました。

 

上記を中盤戦のポイントとして言及させて頂いた点について「序盤じゃダメなのか」と思われるかもしれません。理論上、序盤でも実行可能です。むしろ本当は序盤にこそやっておきたい事なのですが、序盤の手札が潤っていない状態では杯で手札を捨てるのが非常に苦しいです。(1ターン目にエメラルドを設置したなどであれば、多少気は楽になるかもしれません。) vs機械ネメシス戦では教会があまり効果的ではないので、教会なら序盤に捨ててもいいかもしれないです。

 

vs機械ネメシス戦は、4ターン目くらいまでの盤面処理に命運がかかっていると言ってもいいです。上述した機械共だけでなく、ライルの人形の守護を出されると頭が禿げそうになる局面も多数ありますが、ライルを出した場合は相手の手札がカツカツで後が続かないかもという希望があるので頑張りましょう。

ただ、エルフ・ロイヤル・狂乱ヴァンプあたりと比べて、機械ネメシスの1ターン目がさほど強くないのだけは救いのように感じます。序盤からオラつきたいデッキなのに、何か強みのある1コスフォロワーを1ターン目に出す事から始まらないのは、機械ネメシスを使っているお方にとっても悩ましい点だと想像します。精々で超頭いいクソ雑魚ゴブリンくらいでしょうが、あれはそんなに脅威とは感じません。1ターン目の強い選択肢が少ないよぅ・・と悩んだ挙句、機械ネメシスを使うのを皆さんが辞めて頂けると、こちらとしては助かります。

 

 

 

マリガン

各デッキとの相性や戦う上での注意点などは以上となります。上記の内容を書いている最中、ありがたい事にアミュレットビショップで戦う場合のマリガンについてご質問を頂いていたので、マリガンについても触れておきます。

 

最優先:鳥1枚・スカルフェイン1枚 (序盤から2枚以上は不要)

次点:試験場、エメラルド

 

これが基本だと考えています。

そして、序盤から横並べをされる+その中に即始末する必要がある危険人物が混じってくる事が多い相手=ロイヤル・ヴァンプ・ネメシスに対しては、アストルフォのキープも視野に入れます。

 

マリガンについては以上です。あとは1ターン目に鳥とエメラルドがある場合、どちらを先に置くかについても私の考えをお伝えします。

スカルフェインの有無にかかわらず、基本は鳥を先に出します。序盤の盤面処理の一助となり、1枚のカードでアミュレット破壊数を2以上稼いでいける点を重視します。

例外として、vsウィッチ・ドラゴンはエメラルドを先に出します。この二つのクラスは、序盤の盤面処理にそこまで力を入れなくても致命傷にならないデッキの割合が高いので、2ドローになるエメラルドを優先します。

 

 

 

最後に

各デッキと戦ってきた中で己の中に育まれた怨嗟や恨みを読者の方々に余す事無く伝えたいという気持ちで書いていたら、かなりの長文となってしまいました。申し訳ないです。

今後いつ何を書くか、そもそもシャドウバースについて書くかは全くもって未定です。私の記事が更新された際、興味の持てる内容ならば、その時もご一読頂けると嬉しいです。

今回の記事は以上となります。ここまで読んで頂き、本当にありがとうございました。